自己肯定感は「性格」じゃない。「育てられる力」

子育て

子育てをしていると「自己肯定感が大事」って何度も耳にする。

でも、どう大事なのか、どうやって育てるのかまでは分からなかった。

そんなとき、右脳教育の先生から聞いた話が、ストンと心に落ちた。

自己肯定感は性格ではなく、育てられる力だということ。

今日はそのとき学んだことを、記録として残しておく。

■自己肯定感は6つの力でできている

自己肯定感は、次の6つの土台からできていて、
これらは順番に積み上がっていく。

🌱自尊感情~私は存在していい~

幼児がよく言う

「やりたい」
「触りたい」
「食べたい」
「抱っこして」

これらはすべて自尊感情の芽。

赤ちゃんが泣くのも同じ。

不快だから泣くのではなく、
👉 「私はここにいる」という意思表示

泣かないようにすることより、
泣いて表現しようとしていること自体が尊い。

自尊感情とは「私は存在していい」
と思える感覚。ここがすべての土台になる。

🌿自己受容感 〜「私は私」でいい〜

子どもは真似をしながら育つ。

親や兄弟、友達の真似をする。
これは、自分という存在を肯定するための行動。

成長すると

「真似しない」
「自分でやる」

と言い出す。

これも大事な発達で、
👉 「私は私、あなたはあなた」

という意識の芽生え。

ここで必要なのは共感。

さらに効果的なのが、日常の小さな選択。

「すぐやる?あとでやる?」
「一人でやる?一緒にやる?」

選ぶ経験が自己受容から自己決定への土台になる。

🌳自己効力感 〜やってみようの枝が伸びる〜

自己受容感の次に育つのが自己効力感。

「やってみたい」と思い、行動できる力。

ここで大事なのは

✔ 正解だけやらせない
✔ 失敗も経験させる

水をこぼしそうになっても
「入れようとしたんだね、すごい」と言う。

結果より、やろうとした気持ちを見ることが重要。

失敗はダメなことではない。

✨ チャレンジした証拠

この経験が「やればできるかも」につながる。

🌲自己信頼感 〜レジリエンスの正体〜

自己効力感が育つと自己信頼感に変わる。

これは、失敗しても立ち上がれる力= レジリエンス

ここで必要なのが親の言葉。

「ありがとう」
「助かった」
「嬉しかった」

“お手伝いもどき”は大歓迎。

この積み重ねで子どもは
👉 根拠のない自信を持てるようになる。

自己信頼感がある子は

・集中力が育ち
・ストレスに強くなり
・コツコツ努力できるようになる

🌼自己決定感 〜自分で決める喜び〜

「自分で決めた」経験は自己肯定感を大きく伸ばす。

例えばカレーを作ろうとしてじゃがいもがなかったとき。

❌ やめる
⭕ 代わりに何を入れるか考える

これが問題解決思考の土台。

言われてやるのでは意味がない。

効率よりも
👉 自分で決めて進む経験

これが自己決定感につながる。

🌸自己有用感 〜人の役に立てる喜び〜

最後に育つのが自己有用感。

「誰かのために何かしたい」と思える心。

これは、感謝の循環から生まれる。

家族の中で「ありがとう」が多いこと。

それだけでなく

・物にも「ありがとう」と言う
 ※小さい子は顔があるものに反応しやすいから物に顔を書いてありがとうと言う
・大きくなったら感謝の手紙を書く

これらが人とのコミュニケーション力を育てる。

■自己肯定感がある子は、何が違うのか

つらいことや悲しいことがあっても
👉 自分で幸せになる道を探せる

記憶力や頭の良さより、人生ではこちらの方がはるかに重要。

物事の受け取り方は無意識(潜在意識)から生まれる。

すれ違った人が笑ったとき
「笑われた」と感じるか
「笑顔を返そう」と感じるか。

この差を生むのが自己肯定感。

そしてこれは大人になってからも育て直せる。

■今の時代、自己肯定感が育ちにくい理由

カギはドーパミン

努力して達成したときに出るドーパミンは
「努力は意味がある」と脳に学習させる。

しかし今はYouTube、ゲーム、ショート動画…

👉 努力ゼロ
👉 一瞬で大量のドーパミン

脳は省エネを好むためすぐ快感が得られる方を選ぶようになる。

その結果、コツコツ努力がつまらなくなり
外遊びや読書が物足りなく感じる。

これはアクセルばかり踏んでブレーキが育っていない状態。

問題は動画やゲームではなく
ブレーキ(前頭前野)を育てていないこと。

■我慢や困る経験は「敵」ではない

転ばないように全て排除するより転んだときどうするかを学ぶ方が大事。

汚さないことより自分で食べる経験の方が価値がある。

愛情と先回りはイコールではない。

■そして実は…

子どもの自己肯定感の前に親自身の自己肯定感が低いケースが多い。

「評価されないと自信が持てない」これが低さの正体。

みんなと同じだから安心、ではなく

👉 いろんな人がいていい
👉 違っていていい

この輪を広げることが親の自己肯定感の回復にもつながる。

■まとめ

自己肯定感は気合いでも才能でもない。

育てられる非認知能力。

そしてこれは親から子どもへ渡せる

🎁 一生モノの贈り物

完璧な親である必要はない。
少し意識するだけで土台は育つ。

今日も

「やろうとしたね」
「ありがとう」

この2つをたくさん伝えることが、自己肯定感の土を豊かにしていく。 🌱

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